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10万km走ったクルマで交換すべき部品と費用は?高額になった場合の対策と合わせて解説

10万km走ったクルマで交換すべき部品と費用は?高額になった場合の対策と合わせて解説

最近はクルマの寿命も随分と伸び、従来の買い替えどきとされていた10万kmを超えて乗り続ける人も増えてきました。

しかし10万km以上乗り続けるとなると部品交換が欠かせません。そして比較的高額な整備費用になることも多いでしょう。

10万km以上乗り続けるには、エンジン、駆動系、そしてサスペンション系の部品交換が必要で、それぞれ交換しなければ不具合を起こす部品があります。

ここでは、10万kmで必要な交換部品と概算の整備費用を詳しく解説し、修理の概要を合わせて解説します。

10万kmを迎えるクルマの交換部品は?

10万kmはクルマにとってかつてはゴールといっても良い距離でした。

しかし時代が流れて技術力が高まり、今では10万km以上走行しているクルマが多くなりました。とはいっても、必要な部品交換をしなければ、10万kmどころか5万kmも走ればボロボロになってしまいます。

では、10万キロを堺に交換が必要になる部品は何かというと以下の通りです。

  • ①エンジン系、駆動系、サスペンション系、排気系のパーツ
  • ②外装パーツ
  • ③内装の雨漏りに直結するゴム類

①エンジン系、駆動系、サスペンション系、排気系のパーツ

クルマは多くの部品の集合体なので、どれか一つに問題があり、それが些細な故障であっても後に大きな故障に発展する恐れがあります。

クルマを走らせるためには、エンジン、そしてエンジンの力を伝える駆動部分、道路のギャップを吸収して操縦性能を安定させるサスペンション、エンジンからの排気ガスをマフラーから排出させる排気系のそれぞれのパーツの劣化に注意しなければなりません。

逆にこれらのパーツの交換作業が完了すれば、長く安心して乗り続けられるでしょう。

エンジンパーツ・・・2,000円~10万円程度

最近のエンジンは精度よく組み立てられているので、20万km以上の走行に耐えられます。ただし、普段からエンジンオイル交換や冷却水の交換など、メーカー指定通り整備していることが条件です。

ボンネットを開けると、色んなパーツが取り付けられているのがわかると思います。長く乗ればゴム系パーツや樹脂系のパーツは経年劣化しますから、目で見て、ひび割れがある場合は要注意です。

また、メーカーでは以下のエンジンパーツを10万km程度の走行で交換するよう推奨しています。

交換推奨部品 おおよその価格
タイミングベルト ・軽自動車・・・3万円程度
・普通自動車・・・5万円程度
※ スバルの水平対向エンジンなどの特殊なタイプ10万円以上
スパークプラグ 1本1,000円程度 + 工賃1気筒1,000円程度
[例] 4気筒なら8,000円程度
ラジエーター 2万円〜10万円程度
※ 車種により交換に手間取る場合は10万円することもあり。
ラジエーターホース 1か所1万円〜2万円程度
※ ロホース、アッパーホース、ヒーターホースがあり、交換する点数が多いとその分加算。
ラジエーターキャップ 1,000円程度~
サーモスタット 1万2,000円程度
※ 車種により作業性が異なるので、2万円近くなる場合あり。
フューエルフィルター ・・ディーゼルエンジン・・・5,000円程度〜
・ガソリンエンジン・・・30,000円程度~
MEMO
パーツ名で見ると、何の部品かわかりませんが、普段と違うクルマの状態が現れた場合、上記をみればだいたいどの部分を交換しなければならないかわかるはずです。長く乗ったクルマはチェックしてみましょう。

電気系統・・・5万円~10万円程度

ガソリンや軽油を燃料として走行しているクルマが今もほとんどですが、現代のクルマは電気がなければ動かないのも事実です。

特に、バッテリー上がりで苦い経験をした人は良くわかると思いますが、エンジンがバッテリーの充電が無いおかげで始動できなければ、クルマはただの鉄の塊でしかありません。

しかし、10万km以上乗ったクルマは、エンジンがかからない時にバッテリーに問題があるのではなく、バッテリーに充電するオルタネーターという発電機が寿命を迎えている可能性が高くなるでしょう。

オルタネーターの寿命は、突然やってきません。必ず前兆が現れます。それは多くの電装品を使用したときに、力なく電装品が作動するといった具合です。

例えば、夜間にライトをつけてワイパーを作動させるような場合、ワイパーの動きに合わせてライトの灯りに変化が出る時は要注意です。また、最近はLEDランプを使用しているので、ライトの灯りに変化が現れない時には、多くの電装品を使用したときに、エンジン回転が安定しないといった不具合もでるでしょう。

このほか、インパネにバッテリーのマークが薄く点灯する時もオルタネーターに不具合が有ると考えられます。

点検が必要な部品 主な症状 おおよその価格
オルタネーターベルト エンジン始動でキュルキュル音がする。 10,000円程度
ベアリング ガラガラと音がする。 10,000円程度
オルタネーター 夜間の走行で停車時と走行時でヘッドライトの明るさが変わる。 修理が可能なら20,000円前後。交換の場合、新品なら10万円以上。

駆動系パーツには、ギアチェンジするオートマや、エンジンの力を伝達するドライブシャフトやその先のデファレンシャルギア(差動装置)などがあります。

最近のクルマは、FF駆動が多くありますが、特にFF車はフロントでエンジンの力をタイヤに伝えてしかも操舵するので、かなりのストレスが溜まっていきます。

車検の時期に、それらの部品は点検されることがほとんどですが、10万kmまで車検でも交換されない部品もクルマによって見られます。

例えば、タイヤに駆動力を伝えている部品にドライブシャフトがありますが、FF車の場合、ドライブシャフトにゴムのブーツが取り付けられています。このブーツが切れると、走行中に「ゴキゴキ」といった異音が発生します。

また、真直ぐ走行しているときに、スピードに合わせて唸り音が聞こえる場合は、ホイールベアリングと呼ばれる部品が劣化していることが考えられます。この部品が劣化すると最悪タイヤが脱輪する可能性があるので、走行中に異音が出る場合は整備工場で点検しましょう。

点検が必要な部品 主な症状 おおよその価格
ドライブシャフトブーツ タイヤハウスにグリスが飛び散っている。 1か所1万円〜2万円前後
※ FF車やFR車なら4カ所、4WD車なら8か所ある。
ブーツが切れていたらドライブシャフト 走行中に「ゴー」といった金属がこすれ合う音がする。 1本5万円前後

サスペンション・・・5,000円~10万円程度

サスペンションパーツは、多くのパーツで構成されて乗り心地や操縦安定性に寄与しています。

サスペンションに異常がみられると、乗り心地に変化が現れますが、普段から乗り慣れたクルマだとゆっくりゆっくり状態の悪化が進行するので、異常に気が付けないことが多くあります。

サスペンションパーツは、車検時にも点検されますが、10万km走行する間に、目視点検で異常がなければ新車のままのパーツが取り付けられています。そこで、10万kmで注意しなければならない部品と悪化したときの状況を表にしました。

点検が必要な部品 主な症状 おおよその価格
ショックアブソーバー 乗り心地がふわふわしたり、カーブでクルマが安定しません。道が悪い場所でクルマが良く跳ねるときには整備工場で点検しましょう。 1本2万円程度~
※ 基本的に1本交換ではなく4本同時交換です。ただし、フロントのみやリアのみといった交換もすることもあります。
タイロッドエンドブーツ ハンドルをスムーズに切れるようボールジョイントが装備されていますが、それを守るブーツです。もし切れると、ハンドルを切った時に「ゴトゴト」や「ガタガタ」と異音がでます。異音があれば早急に整備しましょう。 5,000円~15,000円前後
サスペンションアームブッシュ ほとんどのメーカーで10万kmでの交換を推奨しています。ゴム製なので、経年劣化で傷むとサスペンションの動きが悪くなります。 フロントのみ交換でも部品代込みで10万円以上。1台分なら20万円以上の費用がかかります。
ブレーキキャリパー ブレーキキャリパーは、長く使うと錆が発生して動きが悪くなります。最近ブレーキを踏むとハンドルを取られる場合は整備工場で点検しましょう。 オーバーホールなら10,000円前後、交換すると30,000円程度。
ディスクローター 高速道路でブレーキを踏むと「ガタガタ」クルマが揺れる場合は、交換が必要です。 1か所2万円~3万円程度
ブレーキホース ブレーキホースは、それほど急いで交換する必要はありません。しかし、10万kmを超えて、さらにもう10万km乗り続けたいと考えるなら交換したほうが良いでしょう。 1台分交換で20,000円前後~

多くの部品がサスペンションにありますが、そのほとんどは走行中に異常が感じられます。いつもと違う乗り心地や音が聞こえたら、些細なことでも整備工場で点検してもらいましょう。

排気系パーツ・・・1万円~10万円程度

排気系パーツは、経年劣化でどうしても不具合が発生します。それはエンジンからの熱と、ガソリンが燃える時に発生する水分が大きく関与しています。

特に、チョイノリしかしないクルマは要注意です。マフラーの温度が上がりきらないうちにエンジンをストップさせるので、燃焼で発生した水分がマフラー内で蒸発できずに溜まり、錆を発生させます。

クルマを高くリフトアップ出来れば点検も可能ですが、一般にはそれは難しいといえます。そこで、最近マフラーの音色が変わったと感じたり、違う場所から排気音が聞こえるといった症状があれば、排気系パーツに穴が開いていますので、整備工場で修理しましょう。

部品名称と状況 主な症状 おおよその価格
マフラーに穴が開いている 排気音がブスブスといつもより大きな音がする。 マフラーパテや溶接で修理可能なら5,000円程度〜
マフラーが脱落した 排気音が近所迷惑なほどうるさい。 車種や部位により価格は大きく異なり15,000円から10万円程度の交換費用

②外装パーツ

外装パーツも、10万km走行するころには、各部にヤレが出てきています。また、屋外で青空駐車がほとんどの場合、外装に使われている樹脂やゴムパーツの劣化が激しいでしょう。

見た目だけで我慢できるならそれも良いですが、劣化が進み、快適性や安全性に影響する部品も多いので細かくチェックする必要があるでしょう。

例えば、ヘッドライトが最近暗いと感じていれば、ヘッドライトレンズのクリーニングが必要になりますし、ドアの閉まり具合やパワーウィンドウの開け閉めが悪くなったら、調整や交換が必要です。

特に、パワーウィンドウが故障すると料金所で不便な思いをするので、動きが悪いと感じたら直ぐにチェックしたほうが良いでしょう。

灯火類・ランプ類・・・1,000円~5万円程度

クルマには、数多くの灯火が取り付けられています。それらの灯火は、全て保安基準で定められた状態で取り付けられている必要があり、もし少しでも規定に外れていれば車検に合格しません。

灯火類の点検は、全て問題なく点灯するか確認することが基本です。そして、灯火に取り付けられているレンズや灯具に色褪せや割れ、そして欠けがないか確認します。このほか、取り付け状態もガタや緩みがないか手でゆすり確認します。

最近のクルマは、長く使用しているとヘッドライトが黄ばみ、光量が落ちて路面を明るく照らせません。暗いヘッドライトでは安全走行に支障をきたすので、黄ばみはしょうがないと諦めるのではなく、クリーニングするなどのほか、酷ければヘッドライトを交換したほうがよいでしょう。

部品名称 状態 おおよその価格
ヘッドライトユニット 割れや黄ばみ、ステーの破損があると、走行中に最適な明るさになりません。また、周りに迷惑となる可能性もあるので、特にガタや割れなどがある場合は修理しましょう。ヘッドライトは、ユニットとAssy交換で価格は大きく異なります。Assyの場合は、ハロゲンバルブなどの部品が装備され直ぐに使える状態ですが、ユニットでは古いヘッドライトから部品を移植する必要があります。 3万円~数十万円
※価格は車種やヘッドライトの構造により異なる
フォグランプ 左右同時点灯する必要があります。片側のみしか点灯しない場合、ガタや緩み、割れがある場合は、保安基準不適合です。 車種により5,000円程度~3万円程度
テールランプ 左右に組み込まれている、ブレーキランプ、尾灯、バックランプがそれぞれ問題なく点灯するか点検します。また、ヒビや割れがあり、電球の点灯色がテールランプから漏れていると保安基準に適合しません。 車種により異なりますが片側2万円程度~
その他の灯火 デイライトやウィンカー、そしてライセンスランプが点灯するか確認します。また、取り付けが確実か、ヒビや割れなどがないかも確認しましょう。 車種や部位により異なりますが、1,000円~数万円。
ヘッドライトレンズの黄ばみは要注意

クルマが古くなると、ヘッドライトが黄ばんできますが、これはヘッドライトレンズがポリカボネート樹脂のためです。

ポリカボネート樹脂は、衝撃に強い特性がありますが、紫外線には非常に弱いことでも知られています。そのため、新品のヘッドライトはコーティングされて紫外線から樹脂を守っています。

しかし、長年使用すると、ヘッドライトに小さな傷が入り、そこからコーティングが剥がれてポリカボネート樹脂を劣化させ黄ばみが発生します。

黄ばんだヘッドライトでは、古臭く見えて見た目が悪いだけでなく、ヘッドライトの灯りを路面に確実に照射できなくなり、夜間の安全走行に支障をきたします。そこで、ヘッドライトが黄ばんできたら、カー用品店で手に入るヘッドライトレンズクリーナーを使用するとよいでしょう。

ヘッドライトクリーナーは、超微粒子のコンパウンドでヘッドライト表面を磨きます。そうすることで、黄ばんだ樹脂を削り落とし綺麗なヘッドライトにできますが、そのままでは直ぐに黄ばんでしまうので、コーティングをやり直すことをおススメします。

アルミホイール・・・1万円~

アルミホイールを点検する人はあまりいないでしょう。しかし、クルマを支えている一番重要な部分ですから、アルミホイールに不具合がないか目視で構わないので良くチェックしましょう。

アルミホイールは、ちょっとした段差を勢いよく乗り越えると歪んでしまう事があります。また、路肩などでクルマを寄せ過ぎたときに、ホイールにキズをつけることも良くあります。

このような状況でもタイヤの空気が抜けなければ、そのまま使用しているクルマを見かけますが、キズが少しずつ深い亀裂に発展することもあります。

また、ホイール曲がりもホイールのバランスを大きく崩しているので、走行性能に影響することでしょう。

ホイールにキズや亀裂、そして曲がりが見られた場合は、修理することも可能です。このホイール修理は古くから行われている修理で、現在も多くのタイヤショップやカーショップで修理を請け負っています。

修理費用は、1万円から2万円程度が相場ですが、キズや歪みの数や大きさで修理金額は変わります。また、修理できないほどのキズもあるので、実際にキズや歪みを発見したら修理工場に相談しましょう。

トランクのショックアブソーバー・・・5,000円~

トランクやテールゲートを開けて保持していることを当たり前のように感じていますが、これも保持するショックアブソーバーが機能しているからです。

しかし、長く使用しているとトランクやテールゲートのショックアブソーバーがヘタリ、開けた状態を保持するには手で押さえている必要がでてきます。

トランクやテールゲートを手で押さえていれば問題ないと思う人もいるでしょう。しかし、荷物で両手がふさがり、自分一人で助ける人がいない状況ならどうでしょう。これほど不便なことはないはずです。

また、手で押さえている力を緩め、トランクやテールゲートが不意にしまってきたら、大きなケガになる恐れもあります。

そこで、トランクやテールゲートが手で押さえる必要があるなら、ショックアブソーバーを交換しましょう。部品代金は1本5,000円程度で手に入り、交換もそれほど難しくないのでDIYでも可能です。

③内装の雨漏りに直結するゴム類

長く乗れば内装の部品交換も必要です。特に風切り音がひどくなってきた場合は、雨漏りの危険があります。

クルマは、全ての開口部に必ず防水や防塵、そして防音のためにウェザーストリップという黒いゴムが取り付けられており、このウェザーストリップは、ドアなどの開口部とボディを塞ぐシール材の役目をしています。

ウェザーストリップ・・・5,000円程度~数十万円

車内への雨漏りや風切り音を防止するために、ウェザーストリップが取り付けられていますが、このウェザーストリップは、長年使用するとゴムなので変形したり切れたりして、快適性に大きく影響します。

特に気が付きにくいのが、トランクのウェザーストリップです。トランクを頻繁に開け閉めしていれば雨漏りなど発見できますが、月に1度程度など、ほとんど開けることがない場合は、入念にチェックしましょう。

ウェザーストリップは、5,000円程度から交換できますが、古いクルマでパーツとして廃盤になっていると、ワンオフ製作となり数十万円することもあります。

そのような場合は、汎用品のウェザーストリップをネット通販で購入して取り付ければ安く修理できます。

整備費用が高額になった場合の選択肢は

10万kmを迎えて点検をしたら、高額な整備費用になることも少なくありません。その場合の選択肢として、廃車処分を検討する人も多いでしょう。

確かに、長く乗ったクルマでそれ以上乗るのに数十万円も修理費用が必要となれば、乗るのを諦めることもわかります。しかし、修理費用を安くする方法もないわけではありません。例えば、高額な部品代の場合、中古部品やリビルト品を使い、修理表を浮かせることもできます。

中古部品やリビルト部品で整備できないか聞いてみる

修理費用が高額となった場合、その見積を見て部品代が高額なら部品を安くできる方法がないか、整備工場に相談してみましょう。

点検を行い、修理する部品として計上される場合、そのほとんどは純正新品部品の値段であることがほとんどです。

しかし、同じ部品でも、高額な部品に対しては純正部品以外に、純正同等部品、リビルト部品、そして中古部品の3つの選択肢があります。

この中で、一番安い部品は中古部品ですが、状態によってはすぐに故障する可能性を秘めています。そこでおすすめなのが、リビルト品か純正同等部品で、さらに安く品質を求めるならリビルト品を選びましょう。

リビルト品は、悪い部品を分解して中身の悪い部分を新品パーツに交換した部品です。そのため機能や性能は、純正新品部品には及ばないものの、優れた耐久性を持っており、一般に保障もついています。

買い替えを検討する

10万kmまでの間に、定期交換となる部品交換を怠り、多くの部分に不具合が出てしまった場合は、買い替えを検討するのも一つの方法です。

例えば、サスペンション周りや駆動分といった走行に重要な部分に複数問題を抱えていると、かなりの整備費用が予想されます。そして、それらは重要保安部品となっていることがほとんどなので、そのまま放置して乗り続けても車検に合格できません。

そこで、修理費用と買い替えるクルマの購入金額、そして使用コストをそれぞれ計算してみます。

例えば、修理費用で50万円かかると言われた場合で、買い替えのクルマが200万円だったとします。当然、修理したほうが一時的に支払う費用は安く済みます。しかし、50万円修理費用が掛かるようなクルマは、その後また修理する箇所が増える可能性が高いでしょう。

そして買い替えるクルマの場合、走行距離が少なく年式も新しいはずなので、所有後の整備コストは、それほどかからないと予想されます。

このようにして計算しますが、数多くの修理箇所があり、修理費用が嵩むクルマの場合、一旦修理が完了しても、また他の大きな部分で高額な修理費用が発生する可能性があるので、買い替えを視野に入れたほうが将来的に安く済むでしょう。

修理費用がかさみ、買い替えを選ぶなら今のクルマは廃車買取に相談してみましょう。廃車買取なら経費も掛からずクルマを処分できます。またクルマによっては現金化も可能なので今すぐチェックしましょう。

廃車処分なら廃車買取が費用も掛からず便利

買い替えを選ぶ場合、修理するのを諦めたクルマは廃車処分を考えることでしょう。しかし、廃車処分では、廃車費用がかかるので、費用が発生しない廃車買取の利用をお勧めします。

もちろん、今乗っているクルマを中古車買取で査定してもらうのも良いでしょう。しかし、故障ヵ所が多いという事は、査定士もそれを見抜いてきますから査定額は期待できないことを理解しておくことです。

廃車買取であれば、故障ヵ所が多くても部品として流通させられるので、中古車査定で0円でも廃車買取なら値段が付くことがあります。また、廃車買取を利用すれば、引き取りから書類手続きまで全て無料で行ってもらえます。

まとめ

10万kmを超えると、クルマは多くの部品を交換する必要が出てきます。また、それを怠れば、クルマは不調となり、大きな故障に繋がり修理することも難しくなるでしょう。

しかし、定期的に部品交換していれば、10万kmで発生する部品交換費用もそれほど高額になりません。そして、さらに10万km走行させることも可能でしょう。

長く乗るには、定期的な部品交換が必要ですが、普段使用している時にクルマの状況を五感で感じることで早期に不調の前兆を察知できます。ただし、高額な修理が必要となったなら、修理に拘らずに廃車買取に相談して新しく買い替えするのが良いでしょう。