「ディーラーでの下取りは安い」という声をよく耳にしますが、本当に下取りは安いのか、なぜ買取店のほうが高額査定を出せるのか疑問を持つ方も多いと思います。
実際に下取りは買取よりも安い傾向があります。ディーラーと買取店とで査定額に差が出てしまうのには、それぞれが買取を行う意味や、買い取った後のクルマをどう転売するのかに理由が。少しでもクルマを高く売りたいと考えるのであれば、下取りではなく買取を選ぶことがおすすめです。
本記事では実際に下取りと買取を比較したユーザーの声や、下取りが安い理由を詳しく解説。クルマをより高く売るためにはどうしたら良いのか、ポイントもご紹介していますので、大切な愛車の売却方法を選ぶ参考にしてください。
昔からクルマが好きでガソリンスタンドにて整備や洗車のお手伝いをした後、Jeepディーラーにて営業を担当。クルマの販売から下取り・整備や車両メンテナンスの経験あり。クルマ業界を離れた現在は、初心者からマニアまで、様々な人が自分に合ったカーライフを楽しめるようライターとしてクルマに関する情報を発信中。
もくじ
ディーラー下取りはやはり安かった!実際に買取査定と比較した人たちの声
これまではクルマを売る=ディーラーでの下取りが主流でした。しかし最近では中古車の需要が高まり、クルマの買取を専門とした業者が多く登場したことで、ユーザーが複数の選択肢の中からく売却方法を選ぶことが可能となりました。
ここからは実際に複数の方法で買取価格を比較したユーザーの声をご紹介。売却方法によって査定額に大きな差が生まれることもありますので、是非愛車を売る方法を選ぶ参考にしてください。
【口コミ①】下取り0円のクルマが30万円に
車の売却を調べると、「下取りは安いから、買取店で査定して!」ってよく出てくるよね
ステマなのかなーって思ってたけどマジでその通りだった
下取り0万円の車が買取店だと30万円近く
楽天カーオークションに出したら40万円くらいいけるのかな?
オークションに出した話を周囲から聞かないから不安
引用元:https://twitter.com/saaleae/status/1303246625955966977?s=21
このユーザーの口コミからも分かるように、「下取りよりも買取のほうが高いって本当だろうか?」と疑問を持っている方は多くいらっしゃいます。実際にディーラーで値段が付かなかったクルマでも、買取店なら値段が付くケースも。
ディーラーで買い取ってもらえなかったからといって、すぐに諦めてしまったり、下取り査定だけで売却を決めてしまうと、損をしてしまうことがあります。そのためクルマの売却は一社で決めず、買取店での査定も受けてみましょう。買取価格に数十万円以上の差が出る可能性があります。
【口コミ②】下取りと買取で60万円の差が
ディーラーの下取りは安いですよね😢💦
うちも以前の買い替えでディーラー下取り30万円でしたが、jacは92万円で引き取ってくれました!ビッグモーター90万円と相見積しましたよー😊
良い値段で売れるといいですね✨
参考まで😙
引用元:https://twitter.com/toomooozooooo/status/1339905755193823234?s=21
ディーラーと買取店との査定額に60万円以上差が出たという声も。この口コミを投稿したユーザーのように、買取店での査定も一社だけでなく複数業者に相見積もりを取ることで、より高くクルマを買い取ってくれる業者が見つかります。
【口コミ③】他メーカーのクルマは下取り査定が厳しい
フリードの商談に動きが。
今の車をディーラーで下取り査定してもらったら35万円😢でしたが、他のお店で査定してもらったら80万円になりました!🙌
やっぱディーラーって他社の車の査定は厳しくなるのかな?
引用元:https://twitter.com/adufuubunvxqw88/status/1339883503714934784?s=21
この口コミを投稿したユーザーが感じたように、下取りに出すクルマが同一メーカーかどうかも査定額に影響を与えます。
ディーラーを運営する会社では、「認定中古車センター」といって、ディーラーが品質を保証した中古車のみを販売する店舗を運営していることも。自社が運営する認定中古車センターでユーザーから下取りをしたクルマを転売をすれば、転売に必要な中間マージンがカットできるので、その分下取り価格が高くなります。
しかし認定中古車として転売できるのは基本的にディーラーが扱うクルマと同一メーカーのみ。例えばトヨタ車からトヨタ車への乗換えで下取りをする場合には、認定中古車センターで転売することを見込んで高く下取りをしてもらえることも。しかし他社メーカーでクルマを下取りに出す場合には、自社販売することができず転売に費用がかかるため、査定が厳しくなる傾向にあります。
売却方法を比較したユーザーの声からも分かるように、ディーラーでの下取りは買取専門店での査定と比較して安い傾向にあります。場合によっては50万円以上の差が出ることもありますので、少しでもクルマを高く売るためには売却方法を慎重に選ぶことが大切です。
一括査定サイトならクルマの情報と個人情報を一度入力するだけで複数の業者にまとめて査定依頼をすることが可能。査定額を比較することで一番高く買い取ってくれる業者を見つけることができます。
また一括査定サイトに加盟している買取業者の多くは自宅まで査定をしに来てくれる「出張査定」に対応しています。相見積もりを取るためにいくつもの中古車買取店を回る手間も省くことができますので忙しい方にもピッタリのサービスです。
愛車を少しでも高く売りたいなら、是非一括査定サイトで自分のクルマの買取価格をチェックしてみてください。
ディーラーでの下取りが安い8つの理由
売却方法を比較したユーザーの声から、下取りと買取では大きな価格差が生まれることが分かりました。なぜここまで差が生まれてしまうのでしょうか。それはディーラーが下取りをする理由や下取りをしたクルマの転売方法に理由があります。
ディーラーの買取価格が安い理由は大きく分けて下記8つです。
- ①下取りは新車を購入するユーザーへのサービスの一環だから
- ②ディーラーはカスタム車・改造車・社外パーツの買取に弱いから
- ③下取り価格は営業担当者によって左右されやすいから
- ④下取りは新車販売の交渉材料だから
- ⑤低年式・高走行距離車は廃車手続きに費用がかかることもあるから
- ⑥転売までに中古車に手間をかけないから
- ⑦クルマを引き渡すまで時間をもらえるから
- ⑧新車販売をする他メーカーやディーラーがライバルだから
ここからは下取りがなぜ安いのか、その理由について詳しく解説します。
①下取りは新車を購入するユーザーへのサービスの一環だから
ディーラーで下取りを行う理由は「新車の購買意欲を高めるため」です。ディーラーは新車の販売や自社ユーザー車の点検・車検といったメンテナンスをすることで利益を生み出しています。そのため下取りは本来の目的ではなく、あくまでも新車を購入してくれそうなお客様に対するサービスの一環です。
ディーラーでは下取りをすることよりも新車の販売に力を入れているため、中古車の買取・転売を本来の目的としている買取専門店と比較すると、どうしても買取価格が安くなる傾向があります。
また下取りをすることで赤字が出てしまえば本末転倒ですので、ディーラーでは利益率に余裕を持った下取り価格を提示します。そのため利益が出るかどうか判断が難しいようなクルマであれば0円査定も少なくありません。
②ディーラーはカスタム車・改造車・社外パーツの買取に弱いから
中古車市場では使用シーンを選ばず、万人受けする純正車が人気です。また純正車は中古車市場での出回りが多いため比較がしやすく、買取価格を出すのも簡単です。逆に社外部品やパーツをつけたカスタム車や改造車は乗る人を選ぶ上に比較対象が少なく、相場を読むのが難しいとされています。
ディーラーでは新車を購入してもらうことを本来の目的としていますので、下取り価格を決める際には損が出ないことを重視。そのため相場が読みづらく、損をするリスクがあるカスタム車・改造車は純正車よりも利益率に余裕を持った低い査定額を出されやすいです。
社外パーツの中には人気が高く、そのパーツが付いていることで中古車としての需要が高まるケースもありますが、ディーラーでは人気の社外品が付いているからといって価格に反映されることはほとんどありません。一方、買取専門店では人気パーツや流行のカスタムが価格に反映され純正よりも高額査定が出ることもあります。
③下取り価格は営業担当者によって左右されやすいから
ディーラーにとっての下取りは新車を購入してくれるユーザーに対するサービスの一環であり、古いクルマを買い取ることが本来の目的ではありません。そのため下取り価格は新車購入を契約してもらうための交渉材料にされることが多く、営業担当者によって価格が左右されやすいという特徴があります。
例えば、お客様の購買意欲を高めるために最初から提示できる最高額の下取り価格を出す営業担当者もいれば、下取り価格を安く抑えることでディーラーに入る利益を増やそうとする担当者も。
このように営業担当者の方針によって下取り価格は左右されます。営業担当者は指名できないケースがほとんどですので、下取り価格に力を入れてくれる人に担当してもらえるかどうかは運次第となってしまいます。
④下取りは新車販売の交渉材料だから
ディーラーにとって下取り価格は新車を購入してもらうための交渉材料のひとつです。最初は安い下取り価格を提示し、お客様が新車の購入を渋ったら「下取り価格を上げるので新車を購入してもらえませんか?」といったような形で交渉を行うことも。
そのためディーラーが提示できる下取り額の上限を知ることが難しく、多くの場合安い値段で下取りを決めてしまいます。
またディーラーではユーザーの新車購買意欲を高めるために下取りキャンペーンなどを定期的に実施。キャンペーンの内容は「下取り+新車の購入で○万円新車値引き」「下取り+新車購入で○万円以上査定」などがあり、一見メリットがあるように感じますが、下取り価格を安くしてキャンペーンを適用させることもありますので、結果的に買取店よりもディーラーの下取り価格が安くなるケースが多いです。
⑤低年式・高走行距離車は廃車手続きに費用がかかることもあるから
ディーラーで下取りをしたクルマは、中古車の売買を行う業者のみが参加できる業者間オークションに出品されることが一般的です。そのため中古車として転売が難しいような古いクルマや故障車に値段を付けることが難しく、引き取ってもらえたとしてもお金を受け取るどころか表に記したような廃車費用を請求されることも。
費用 | 内容 | 費用目安 |
手続き代行費用 | 廃車手続きを業者が代行することに対してかかる費用 | 1万円~2万円程度 |
解体費用 | クルマをスクラップするのにかかる費用 | 1万円~2万円程度 |
レッカー費用 | 車検切れや走行不能車を買取してくれる業者に持ち込む費用 | 5,000円~3万円程度 |
リサイクル費用 | クルマに使われているフロン等をリサイクルする費用 (H17年以降に購入したクルマは支払い済みのためかからない) |
8,000円~20,000円程度 |
手続き費用 | 運輸支局にて廃車手続きを行うための手数料・書類発行費用 | 手続き印紙代:350円 書類発行費用:300円~2,000円程度(ユーザー負担) |
クルマに値段が付いたとしても、名義変更の手続きを代行する費用や転売にかかる手数料などが下取り額から引かれてしまうため、最終的にユーザーが受け取ることができる金額が安くなってしまいます。
また、これらの業者は低年式・高走行距離車・ボロボロの車の買取に特化していますので、ディーラーで下取りできなかった車に値段が付くことも。
クルマの引き取りに費用がかかる・値段が付かないと言われた方は、廃車買取業者も是非ご検討ください。
⑥転売までに中古車に手間をかけないから
ディーラーでは、中古車の転売よりも新車販売や自社ユーザー車の車検やメンテナンスに力を入れています。そのため下取りしたクルマに割く時間は少なく、故障箇所の修理や清掃をせず、お客様から引き取ったままの状態で転売されることも少なくありません。
一方、中古車買取店では転売前に故障箇所の修理やボディ・内装の清掃をしっかりと行ってから転売を行います。買い取った時点よりもクルマの価値を高めることを想定し査定額を出しているので、両者を比較するとディーラーの下取りのほうが査定額が安くなりやすいです。
⑦クルマを引き渡すまで時間をもらえるから
ディーラーでクルマを下取りしてもらう場合、新車の納車日までクルマの引渡しを待ってもらえるケースが多いです。クルマの価値は時間が経てば経つほど低くなりますので、ディーラーの下取り価格は納車までの期間で下がってしまう値段を考慮して算出されています。
一方、中古車買取店ではすぐにクルマの引渡しが可能な場合の査定額を提示しています。そのため金額は下取りよりも高いですが、自分の都合が良い時期まで引渡しを待ってもらえないケースが多いです。
⑧新車販売をする他メーカーやディーラーがライバルだから
ディーラーの競合相手は他メーカや他ディーラーといった同じく新車を取り扱う販売店です。競合他社とは新車の価格やアフターサービス、商品の魅力で競い合っていて、下取り金額を上げることで他社と差をつけようとすることは少ないです。
一方、中古車買取店が競合できるポイントは買取価格のみです。商品を仕入れることができなければ転売して利益を出すこともできないので、他社より1円でも高く査定額を付け競合他社を上回ろうと努力します。
このようにライバル会社と競合するポイントが異なるため、買取店よりもディーラーの下取り額の方が安くなりやすいです。
高額査定を狙うなら買取を選ぼう!中古車専門店が高額査定を出せる3つの理由
ディーラーの下取りが安い原因は、下取りを行う理由や下取りをしたクルマをどう転売するかという点にありました。では買取専門店が下取りよりも高額査定が出せる理由はどこにあるのでしょうか。
買取店が高額査定を出せる理由は次の3つです。
- ①中古車買取店では転売を目的に買取を行うから
- ②中古車市場の動向やトレンドなど中古車に関する知識が豊富だから
- ③高く売れる転売ルートを多く持っているから
ここからは買取店が下取りよりも高く買い取ってくれる3つの理由について詳しく解説します。
①中古車買取店では転売を目的に買取を行うから
中古車買取店では買い取ったクルマを転売することで利益を生み出しています。営業活動を行うためには在庫となる上質な中古車を確保する必要があり、人気車種など高く転売できる見込みがあるクルマなら多少利益率を削ってでも手に入れようとします。
一方、ディーラーの下取りはあくまでも「新車の販売を促進すること」が目的で、中古車を転売して利益を出すことを目的としていません。そのためギリギリの価格を提示してでも、何とか下取りを自分の会社に入れてもらおうと力を入れるディーラーは少ないです。
このように中古車買取店のほうが買い取りに力を入れているため高額査定が出やすいです。
②中古車市場の動向やトレンドなど中古車に関する知識が豊富だから
ディーラーは新車を販売するプロであり、自社メーカーの取り扱う車種の知識は豊富ですが、中古車に関する知識は買取を専門とした業者のほうが豊富です。
知識量が少ないと査定の精度が低くなり、赤字が出ないように安全圏で下取り額を出すため価格が安くなりやすい傾向が。しかし中古車に関する知識が豊富な買取専門店であれば、中古車市場の動向やトレンドなども考慮して価格を決定することができます。赤字が出ることを恐れて利益の幅を大きくしすぎることもありませんので、買取店のほうが下取りよりも査定額が高くなりやすいです。
また中古車そのものの知識だけでなく人気のパーツや流行も把握していますので、ディーラーでは考慮されにくい社外パーツやカスタムも適切な評価をしてくれます。
③高く売れる転売ルートを多く持っているから
ディーラーで買い取ったクルマは、中古車を取り扱う業者のみが参加できる業者間オークションに出品されることがほとんどで、下取り価格はオークション相場が基準となっています。そこから出品手数料・手続き代行費用・ディーラーの利益を引き、下取り額が出されています。
中古車買取店でも下取りと同様に業者間オークションに出されることも多いですが、買取店ではオークション出品以外のルートも豊富。
買取店の転売方法は自社販売やグループ間での在庫移動、パーツ取り、海外転売など様々です。例えばオークションで利益が見込めないクルマは別の方法で転売したり、解体して使えるパーツのみを転売したりと、より利益が出る転売方法を複数の選択肢の中から選ぶことができます。
また、大手の買取専門店であれば自社販売やグループ間での在庫移動も可能。出品手数料など転売に必要な費用を抑えることができますので、その分買取価格を上げることができます。
また一括査定に登録している業者の多くは出張査定に対応。自宅にいながら買取価格を知ることができるので、忙しい方にも試していただきたいサービスです。
中古車買取店を何店舗も回る必要がなく、査定業者をバッティングさせればその場で価格交渉をすることも可能。「手間は少なく、でもクルマは高く売りたい!」という方は一括査定をご検討ください。
下記は業界大手カーセンサーの一括査定サイトURLです。1,000社以上の買取店が加盟しており、最大査定社数も30社と他の一括査定サイトと比較しても数が多いのが特徴。申し込みも非常に簡単ですので、是非愛車の買取価格をチェックし売却の参考にしてください。
ディーラーで下取りできない・0円査定と言われたクルマでも買い取ってもらえる?
ディーラーで値段が付かないと言われ、「どうせ古いクルマだから他でも買取できないだろう」と諦めてしまう人も多いですが、古い・ボロボロ・故障しているクルマを専門に買取を行う業者が存在します。
そのような業者なら、ディーラーで値段を付けることができなかったクルマにも価値を生み出すことができます。0円査定や下取りができないと言われたクルマも買い取ってもらえる可能性が大きいので、諦める前にこれからご紹介する廃車買取業者をチェックしてみてください。
低年式・高走行距離車にも値段が付くかも!古いクルマは廃車買取業者も検討しよう
ディーラーで買い取ったクルマは業者間で行われるオークションに出品されることが多いため、中古車として転売できない車両に値段を付けることが難しいです。しかし廃車買取業者ならクルマとしての役目を終えたクルマでも、使えるパーツのみを取って転売したり、ボディーやパーツをリサイクルしたりすることで価値を生み出すことが可能。ディーラーで0円査定されたクルマにも値段を付けてもらえることがあります。
また廃車買取業者なら、廃車に必要な手続きの代行手数料や不動車のレッカー代、車両をスクラップするのにかかる費用が無料。ディーラーで廃車を依頼するとお金を受け取るどころか、これらの廃車費用を請求されてしまうこともありますので、値段が付かない・0円査定をされた方は廃車買取業者を利用してクルマを手放すことがおすすめです。
下記は廃車買取でおすすめのカーネクストのURLです。大切に乗ってきたクルマに少しでも値段をつけたいという方はチェックしてみてください。
また当サイトでは古いクルマの買取について詳しくご紹介しています。より詳細に古いクルマの買取や廃車買取業者について知りたい方は、こちらもご覧ください。
20年落ちのクルマも買取してもらえる!ボロボロの古いクルマは廃車買取業者へ売却しようディーラーの下取り価格に関するQ&A
ディーラーでの下取りは新車購入を促進するためのサービスのひとつとなりますので、買取を専門としている業者よりも査定額が低い傾向にあります。
中古車として価値のあるクルマであれば、中古車を取り扱う業者が参加する業者間オークションで転売されます。そのため下取り価格はこのオークション相場が基準となることが多いです。
クルマの売却で価格を重視するのであれば複数の中古車買取業者で相見積もりを取ることがおすすめです。一括査定サイトなら簡単な入力で一度に複数業者に査定を依頼することができます。
中古車買取業者ならディーラーが買い取ることができなかったクルマでも、パーツ取りやボディのリサイクル、海外転売によって利益を生み出すことが可能です。ディーラーで価格が付かないと言われたクルマでも諦めずに買取業者の査定を受けてみることをおすすめします。
対応に関する良い口コミが多い業者を選ぶと良いでしょう。一括査定サイトでは実際にサービスを利用したユーザーの声を掲載していることがあります。査定前にその業者の評判を確認し、業者を選ぶひとつの指標とすることをおすすめします。
まとめ
複数の売却方法を比較したユーザーの声からも分かるように、買取よりもディーラーでの下取りは安い傾向があります。中には下取りと買取で50万円以上の差が出たという声も。下取りが安い理由と買取店が高額査定を出せる理由は下記の通りです。
- ①下取りは新車を購入するユーザーへのサービスの一環だから
- ②ディーラーはカスタム車・改造車・社外パーツの買取に弱いから
- ③下取り価格は営業担当者によって左右されやすいから
- ④下取りは新車販売の交渉材料だから
- ⑤低年式・高走行距離車は廃車手続きに費用がかかることもあるから
- ⑥転売までに中古車に手間をかけないから
- ⑦クルマを引き渡すまで時間をもらえるから
- ⑧新車販売をする他メーカーやディーラーがライバルだから
- ①中古車買取店では転売を目的に買取を行うから
- ②中古車市場の動向やトレンドなど中古車に関する知識が豊富だから
- ③高く売れる転売ルートを多く持っているから
このように下取りが安い・買取が高いのには理由があります。クルマの売却で価格を一番に重視するなら買取を選択することがおすすめです。買取業者によって高額査定を出せるメーカーや車種が異なりますので、一社ではなく複数社に査定を依頼しましょう。
一括査定なら簡単な入力で一度に複数社に査定を依頼することができます。出張査定サービスを利用すれば自宅にいながら査定額を知ることが可能で、いくつも買取店を回る手間も省くことができます。一括査定で愛車を高く買い取ってくれる業者を見つけましょう。