【ハイエースの売り時を見極めるポイント】残価率が高いためボロボロになっても売れる可能性大!

ハイエースの売り時を見極めるポイントは?

1967年に販売が開始されて以来、国内のみならず海外でも絶大な人気を誇るハイエース。中古車市場でも、リセールバリューの高さは常にトップクラス。そんなハイエースだけに、高値で売れるチャンスを逃したくない、売り時はいつがベストなのか?過走行車や年式が古くなったら処分すべきか?といった課題に直面します。

今回の記事では、そういった課題を解決するために、ハイエースの売り時を見極めるポイントや、ハイエースの査定価格に影響を与えている要因を検証しながら、少しでも高値で売却するための方法について解説していきます。

もくじ

ハイエースの売り時を見極めるポイントを解説

一般的にクルマの売り時については、年式や走行距離が大きなタイミングの一つとして挙げられます。しかし、リセールバリューの高いハイエースには、そういった単純な方程式は当てはまりません。そこで、残価率などを絡ませながら、売り時を見極めるポイントについて検証していきます。

7年落ちが売り時の一つの目安か

先に述べてしまいますが、ハイエースの売り時の目安としては7年落ちがひとつ挙げられます。

クルマの売り時を見極めるポイントとして、年式ごとの残価率を比較する方法があります。しかし、常に残価率においても常にトップクラスのハイエースは下落率が低く、売り時のタイミングを計るのに困難です。そこで、調査が可能な範囲で調べてみましたところ、3年落ち、5年落ち、7年落ちのハイエースの残価率を比較すると、売り時の一つの目安が明らかになりました。

結果をみると、同じ2年落ちの間隔でも、3年落ちから5年落ちの残価率の下落率(約2%)に比べて、5年落ちから7年落ちの下落率(約7%)が大きいことが分かります。よって、これらの結果からもハイエースの7年落ちというのが一つの目安になるものと考えらます。

以下、調査結果をまとめた表です。

3年落ちのハイエースの残価率

2017年式(走行距離30,000kmの場合)
グレード残価率買取価格
DX56.1%~50.6%158.1万円
(新車価格281.4万円~311.9万円)
GL56.3%~49.5%171.7万円
(新車価格304.9万円~345.5万円)
グランドキャビン56.6%~52.2%204.3万円
(新車価格360.6万円~391.1万円)

5年落ちのハイエースの残価率

2015年式(走行距離50,000kmの場合)
グレード残価率買取価格
DX54.1%~45.7%144.7万円
(新車価格267.3万円~316.5万円)
GL54.3%~46.6%159.2万円
(新車価格293.1万円~341.3万円)
グランドキャビン54.6%~50.2%190.7万円
(新車価格348.8万円~379.3万円)

7年落ちのハイエースの残価率

2013年式(走行距離70,000kmの場合)
グレード残価率買取価格
DX47.0%~42.1%117.8万円
(新車価格250.3万円~279.7万円)
GL44.1%~40.1%129.2万円
(新車価格292.7万円~322.1万円)
グランドキャビン47.5%~43.6%156.7万円
(新車価格329.3円~358.7万円)

もちろん車種にはよりますが、7年落ちの車で残価率40%を超えるクルマはそうありません。驚異的な残価率を誇るのがハイエースというクルマなのです。
ハイエースの残下率が高い理由が気になる方はこちらをチェック(クリックで説明部分にジャンプします)

ハイエース自体の寿命がきたときも売り時のひとつ

驚異的な耐久性を誇るハイエースですが、長期間使っているとやはり寿命がきてしまいます。

様々な不具合を感じることもあるかと思いますが、特に以下のような不具合を感じるようになった場合はハイエースの寿命が近づいてきている判断ポイントです。

  • エンジンやトランスミッションなど複数に不具合が生じたとき
  • 車検の見積もりで20万円を超える見積もりが提示されたとき
  • 修理に出しても完治しない場合
  • エアコンを始め快適装備が複数故障したとき
  • 50万kmを超えたとき

これらに当てはまる場合は、そろそろハイエースを売って、他のクルマに乗り換えるタイミングかもしれません。

※上記ハイエースの寿命を見極めるポイントについては別記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらの記事もご覧ください。

【そろそろ故障?】ハイエースの寿命を見極める6つのポイントと長く乗り続けるためのメンテナンス方法を紹介【そろそろ故障?】ハイエースの寿命を見極める6つのポイントと長く乗り続けるためのメンテナンス方法を紹介

寿命がきているハイエースも高く売れる!

ここでひとつお伝えしたいのは、寿命が来ているハイエースも高く売れる可能性は十分にあるということ。

実は、ハイエースはアフリカや東南アジアなどの途上国や新興国をはじめとする海外で高い人気があり、古いハイエースも海外で再利用されています。

また、かなりボロボロでクルマとしての価値はほとんどないようなハイエースも、部品としての需要があります。生きているパーツ同士を組み合わせて、また新しいハイエースを作っている業者もいるためです。

中古車買取市場においては、ハイエースは特殊なクルマだということを覚えておきましょう。どんなにボロボロになったハイエースでも、さらには故障しているようなハイエースでも値段がつく場合は往々にしてあります。

もし通常の中古車買取店で値段がつかなかったような場合は、ハイエース専門の買取店や、廃車買取店に相談してみましょう。

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輸入における年式規制10年/25年というタイミング

世界への輸出台数が多いハイエースにとっては、各国の輸入規制の影響を大きく受けることにもなります。クルマの輸入規制には、主に年式規制、ハンドル規制、車両のスペック規制、中古車の輸入禁止の4つがあり、ハイエースの場合は、特に年式規制とハンドル規制が大きく関わってきます。

主な輸出先の一つでもあるアフリカや途上国の場合、初年度登録から10年、7年、5年、3年未満のクルマしか輸入できないといった国も多く、そういった規制を敷いている国へは、その年式を超えるとクルマを輸出できないことになります。そのため、年式規制のタイミングがハイエースの売り時の要素の一つとして考えることができます。

また、ハンドル規制ではアメリカの25年ルールというものがあります。アメリカでは右ハンドルの走行が禁止となっていますが、初年度登録から25年以上経過したクルマであれば輸入できるというルールです。25年落ちとなった日本のスポーツカーが、新車時の価格を上回るような価格で取引されているのは有名な話です。同様に、ハイエースも25年ルールによって、25年落ちになったことが契機となって需要が高まるのも事実です。そういった意味では、低年式車の場合は25年という節目が来る前に売却することで、より高い値が付く可能性も出てきます。

走行距離5万km/10万kmも売り時のひとつ

年式の次に考えられる売り時のタイミングとして、走行距離が挙げられます。大きな節目となる5万km、10万kmといったタイミングも売り時の一つとして考えられます。これは、中古車の走行距離における加減点の査定基準が、5千kmピッチで決められているというのが理由の一つになります。そのため、万単位や5千単位の大台になる前にクルマを売却することが得策と言えます。

特に10万kmという大台になる場合は、中古車の買い手にも影響を与えます。それは、中古車情報サイトを利用してクルマを検索するときに、走行距離の項目を10万km未満として検索する人が圧倒的に増えるからです。つまり、走行距離10万km以上の中古車情報に目が触れる回数が少なくなることから、クルマが売れにくくなるということにも影響を及ぼしています。

海外向けの6代目が発売された今が売り時の可能性も

国内で販売されているハイエースは5代目のモデルとなりますが、2019年に海外向けとして発売された6代目というモデルがあります。この6代目の登場によって、少なからず、5代目までのハイエースの中古車輸出台数に影響があるものと考えられます。現時点で目立った情報はありませんが、この6代目の登場によって、買取価格が下がる懸念もあることから、長い目で捉えると今が売り時かもしれません。

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ハイエースをどこに売るかで価格が違う!一括査定とハイエースの買取専門店で比較検討しよう

いつの時代であっても、高値売却が期待できるハイエース。とは言っても、売却先やステップを間違えると、高く買取ってもらえるチャンスを逃す可能性も出てきます。

そこで、ここではハイエースを少しでも高く売却するために押さえておきたいポイントや、売却するまでの流れについて解説してまいります。

買い替える場合でも下取りは避けるべき

クルマを売却する方法には、主に「下取り」「買取」「オークション」「個人売買」の4種類が挙げられますが、そのなかでも「下取り」と「買取」がその大半を占めています。そのうち、クルマを買い替える場合に、手続きが楽という理由で「下取り」を利用される方も大勢いますが、ハイエースの場合は特に避けるべきです

年式が新しく、走行距離が短い、傷や凹みが全く無いなどの条件を満たせば、稀に「下取り」のほうが「買取」よりも高くなるケースがあります。しかしながら、新車を売ることを生業としているディーラーは、値引きできない分を下取り額で補填するというスタンスのため、査定価格が低めに設定されることが殆どです。

もちろん、ディーラーに下取り査定をしてもらったからといって、必ずしも売却する必要はありません。下取り価格と買取店の査定価格を比較するということであれば、全く問題ないでしょう。むしろ、お勧めです。特にハイエースは、高値で売却できるクルマとして常にトップクラスに君臨する存在でもあり、ディーラーの下取りよりも買取のほうがグンと高値売却が期待できます。

まずはクルマ一括査定で査定価格を比較

前述したディーラーの下取りは、あくまで査定価格を比較するための利用に留めて、買取査定のステップへと駒を進めましょう。クルマを少しでも高く売却するためには、できるだけ多くの買取店に査定をしてもらって、査定価格を比較することが必須条件となります。そこで是非とも活用していただきたいのが、1回のネット申込みで複数の買取店へ査定依頼ができるクルマの一括査定です。

無料で自宅や希望する場所へ出張査定に来てくれますので、効率よくスケジュール調整すれば、たった1日で10か所ほどの買取店から査定価格を引き出すことができます。車種やクルマの状態にもよりますが、いかに買取店によって査定価格がまちまちであるかということも実感できます。ただ、ハイエースの場合は、下取り査定や一括査定だけで終わらせるわけにはいきません。次の項目で取り上げる、「ハイエース買取専門店」での査定を見逃す手はないでしょう。

ハイエースの買取専門店で査定してもらう

下取り査定と一括査定による査定価格の比較が終ったら、最終ステップとしてハイエース専門の買取店で査定してもらうことを推奨いたします。ハイエースに限らず、どんなクルマの場合にも当てはまりますが、あるクルマに特化した買取店であればあるほど、そのクルマの価値に対する理解度が高いです。さらには、あまり広告費をかけなくても集客できることによって、中間コストの削減が図れることから、そのぶん高値で買取りしてもらえる可能性が高くなります。

もし、離島や遠隔地など、ご自宅の周辺にハイエース専門の買取店が無い場合は、出張査定を依頼してみましょう。ただ、地域によっては出張費が有料になる可能性もありますので、依頼するときは事前に確認するようにしましょう。

ハイエース専門の買取店
※ハイエースのほか、プラドなど他の車種を取り扱っている買取店を含みます。

処分に値する状態なら廃車専門店で売却

一見したら値が付きそうもないクルマであっても、最後まで粘りましょう。相当年数が経過したような古い年式かつ走行距離が20万km以上の過走行車や、誰が見てもボロボロで買取店で値が付かなかった場合でも、決して諦めず廃車専門の買取店へ持ち込んで売却を試みましょう。

ハイエースは、世界中で需要が高いクルマであることは既に述べましたが、過走行車でも発展途上国にとって非常に大切な役割を果たしています。そういった海外への輸出ルートを持ち、値が付かないようなハイエースの買取りを得意としている廃車専門店などに持ち込み査定をすることで、思わぬ値が付く可能性が非常に高いです。

たとえ不動車であっても、スクラップにする前にパーツや部品を売りさばく手段を兼ね備えており、廃車処分の費用を請求されることなく買取ってもらえることでしょう。また、1年分を先払いしている自動車税ならびに自賠責保険についても、売却のタイミング次第では、残りの期間を月割りにして還付されますので、次のクルマの購入費用の負担の軽減にも繋がります。

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このようなハイエースは特に高く売れるチャンス!

ハイエースはバリエーションの豊富さが魅力の一つでありますが、そういったなかでも特に高く売れるモデルについて触れていきます。

200系の「バン」2LスーパーGLが人気

国内で販売されている現行モデルの200系は、グレードが豊富に設定されており、それぞれに特徴と魅力を兼ね備えています。特に、「バン」「ワゴン」「コミューター」に分類されるモデルのなかでも、「バン」タイプの人気が高いです。

中古車市場に流通している台数を確認すると、200系のハイエースのうち、「ワゴン」は約800台、「バン」は約2600台が流通していて、その「バン」のなかでも、2LスーパーGLというモデルが約400台と最も多くなっています。パーソナルカーとしては最上級モデルで、標準幅ボディと標準ルーフの組み合わせが4ナンバー仕様、標準幅とハイルーフまたはワイドボディとハイルーフの組み合わせが1ナンバー仕様となっています。幅広いユーザーに向けて、様々な選択の自由を与えているところも魅力です。

カスタムをしていない純正の状態のハイエース

ハイエースはデザインがシンプルなため、カスタムカーとしても非常に人気が高いクルマです。ただ、高額な費用を投資してカスタムしたクルマを、高く評価してくれる買取店もあれば、査定の評価にあまり反映されない場合も往々にしてあります。バンパーの交換や車高調整、内装の変更やオーディオシステム導入など、様々な種類のカスタムや改造の方法があります。各々のカスタム費や改造費には相当な費用が掛かりますが、購入する側にとって喜ばれるかどうかは微妙で、純正のままのハイエースのほうが間違いなく購入見込み客は多くなります

そのため、カスタムや改造をしていて純正部品を保管されている場合は、売却の際に一緒に持ち込むか、純正部品をオークションや専門の買取店に売却するか、二通りの方法が考えられます。理想を言えば、全て純正部品に戻してクルマを売却し、カスタムパーツや改造パーツを別途オークションなどで売却したほうが、トータル的な売却費用は高くなるでしょう。しかし、内容によっては取り換え費用が高く付く可能性もありますので、バランスを考慮して決定するほうが良いでしょう。

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処分すべき?と思えるようなハイエースでも値は付く

通常、走行距離が20万kmをオーバーしていて20年落ちのクルマともなると、殆ど値が付かないのが一般的です。ただ、ハイエースに至っては、処分すべきとも思えるようなクルマでも、高値で買取りされる実績が沢山あります。ここでは、そういった過走行車や低年式車、また自走不可能なハイエースの買取実績をご紹介いたします。

過走行車&低年式車でも売れる

走行距離が20万km以上の過走行車や20年落ちといった低年式車でも、値が付くのがハイエースの凄いところです。ここで、実際に買取が行われた過走行車や低年式車の事例の一部を抜粋してみましたので、参考までに確認しておきましょう。

走行距離20万km以上の過走行車の買取事例

クルマのコンディションについては不明ですが、脅威の40万kmオーバーでも29万円超の査定実績があるのには驚かされます。30万kmオーバーでも36万円、20万km台なら40万円を超えた事例もあり、内外装ともに状態が良く、きっちりとメンテナンスをしてきたハイエースであれば、さらに高値が付く可能性もあるものと推測されます。

グレードハイエースバン 2.8 スーパーGL
買取価格291,200円
(査定時期2019年3月)
年式2012年/平成24年式
走行距離47〜48万km
カラーホワイト
ハイエースバン 2.0 DX
買取価格368,000円
(査定時期2020年2月)
年式1998年/平成10年式
走行距離30〜31万km
カラーホワイト
グレードハイエースバン 2.0 DX
買取価格433,600円
(査定時期2020年9月)
年式2001年/平成13年式
走行距離21〜22万km
カラーホワイト

20年落ち以上の買取事例

20年落ちだけでなく、30年落ちのハイエースでも20万円超の値が付いています。クルマの状態が不明のため一概に比較はできませんが、以下に掲げた3番目のハイエース(5~6万kmで40万円)を基準に、1番目と2番目のハイエース(16~18万kmで24万円前後)を比較すると、走行距離1万kmあたり約1万円のピッチで査定価格が減額されているようにも見受けられます。

グレードハイエースバン 2.8 スーパーGL ロング ディーゼル
買取価格243,200円
(査定時期2020年6月)
年式1989年/平成元年式
走行距離16〜17万km
カラーブラウン
グレードハイエースバン
買取価格237,600円
(査定時期2019年11月)
年式1997年/平成9年式
走行距離17〜18万km
カラーホワイト
グレードハイエースバン 2.0 スーパーGL
買取価格404,000円
(査定時期2020年1月)
年式1998年/平成10年式
走行距離5〜6万km
カラーホワイト

(出展:車選びドットコムの一括査定

事故車や不動車でも需要はある

日本国内では中古車として販売できそうにないクルマでも、海外から非常に高い需要があるのがハイエースの魅力。たとえ、事故車や不動車であっても、それなりの値段が付くから恐れ入ります。

自走不可の廃車買取事例

自走不可となったハイエースの廃車買取の事例を見てみますと、驚くことなかれ、20年落ちでも30万円の買取実績があります。以下の事例は、あくまで全国で廃車買取されたほんの一部から抜粋した事例ですので、これ以上の高値買取の実績があるものと思われます。

グレードトヨタ ハイエースバン
買取価格自走不可300,000円
年式2001年/平成13年式
走行距離45万km
グレードトヨタ ハイエースバン
買取価格自走不可 97,000円
年式2001年/平成13年式
走行距離25万km

(出展:ハイシャル

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【コラム】ハイエースのリセールバリューが異常に高い3つの理由

ハイエースの残価率が以上に高いことに驚いた方もいるのではないでしょうか。

今は廃止されていますが、自動車取得税の計算では、小型車の場合1年で0.681、2年で0.464、3年で0.316、6年で0.1と計算されます。つまり、6年経つとクルマの価値は新車価格の10%としてみなされるということです。

一方、ハイエースの残価率は7年経っても40%代をキープしているので、リセールバリューが異常に高いクルマということを窺い知ることができます。

ハイエースはワンボックスカーのなかでも、ボディやサイズ、エンジンなどグレードの豊富さや、乗用車だけでなく商用車として利用されることも多いことから、国内だけでなく世界中の幅広いユーザーに支持されています。そういったファン層の拡大が、ハイエースの残価率を押し上げている理由の一つとも考えられます。

ここでは、そんなハイエースの異常とも思えるリセールバリューの高さの理由について探っていきます。

①自家用のみならず事業用としても国内での需要が高い

自家用のみならず事業用としても非常に需要が高いことが、長年、ハイエースの人気を支えている一つの要因として考えられます。ハイエースは、サイズによって「バン」「ワゴン」「コミューター」と3種類のモデルに分けられるほか、長さによっても「標準ボディ」「ロング」「スーパーロング」の3種類、車幅によっては「標準ボディ」「ワイドボディ」の2種類、ルーフの高さによる「標準ルーフ」「ミドルルーフ」「ハイルーフ」といったバリエーションの豊富さが大きな魅力です。

自家用の場合は、5人家族で大量の荷物を詰め込んでもスペースには十分なゆとりがあり、趣味や目的に合わせてカスタムできるところも、人気の秘訣となっています。新車価格よりも高いお金を投資して、キャンピングカー仕様にするといったコアなファンも大勢います。一方、事業用としては、タクシーや貨物用として利用されるなど、街を歩いていてハイエースを見ない日は無いというぐらいに至る所で見かけ、需要の高さが窺えます。

②実は6割が海外に輸出されている人気の高さ

さきほど、6代目のモデルが海外向けに発売されたという話をしましたが、国内向けに販売されている5代目モデルのハイエースも、実は生産台数の約6割が海外に輸出されているという事実があります。もはや、海外においてハイエースは欠かせない存在となっています。

また、ハイエースは新車だけでなく中古車市場でも、海外から圧倒的な支持を受けており、途上国における中古車の需要の高さも半端ではありません。特に発展途上国の場合、クルマの頑丈さを重要視しています。ハイエースは一般的なモノコック構造ではなく、ラダーフレーム構造というトラックなどと同じ構造の為とても頑丈に作られています。この点も海外から人気が高い理由となっています。

③16年間フルモデルチェンをしていないのも理由の一つ

現在、国内向けに販売中の5代目となるハイエースは、2004年に販売が開始されて以来、実に16年間、フルモデルチェンジが一度も行われていません。通常であればフルモデルチェンジを境に、それ以前のモデルの買取相場は下落していくのが一般的です。しかしハイエースには、そういったフルモデルチェンジによるマイナス要素が無い点も、買取相場を高く保ち続けている理由の一つとして考えられます。

なお、フルモデルチェンジは行われていないものの、マイナーチェンジを何度も繰り返し改良を重ねており、「200系〇型」と称されるようになり、現行モデルは「200系6型」と呼ばれています。フロントグリルの形状変更や内外装の変更、安全性能の向上など多岐に渡り、常に進化し続けていることも人気の理由に挙げられます。

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まとめ

長期に渡って高値で売却できるハイエースは、売り時が難しいクルマではありますが、7年、10年、25年といった年式の節目や、5万km、10万kmといった走行距離の大きな節目が、売り時の一つの目安になるものと考えられます。

国内だけでなく世界中から愛されるハイエースは、たとえ過走行車や低年式であっても様々な国で活躍しており、そういったクルマを末永く乗り続けるというのも、一つの選択肢と言えます。

もし売却を考えているなら、下取りではなく一括査定により査定価格を比較しつつ、ハイエース専門の買取店で査定してもらって最終判断をすることが、最も高く売却する方法として自信を持って推奨いたします。