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車検前はクルマ買い替えのベストタイミング!車検残りが査定に与える影響とお得に乗り換えられる理由を徹底解説

車検前にクルマを乗り潰すか買い換えるかのポイント解説

クルマを所有するようになると、誰しも避けて通れないのが車検と買い替え。実は、車検前がクルマの買い替えにはちょうどいいタイミングです。ここでは、新車登録から3年目・5年目・7年目という車検の時期に合わせた区切りで、それぞれにおける買い替えの判断基準を解説します。

【結論】車検前はクルマの買い替えには良いタイミング!

まず先に気になる結論を言ってしまうと、車検前はクルマを買い替えるには絶好のタイミングです

人それぞれ違う理由や状況によって、クルマの乗り替えを検討するタイミングの時期というものが多々あります。

その一つとして、車検前に買い替えを検討する方も多いのではないでしょうか。では次の項目より、その理由について、詳しくご説明してまいります。

理由①:車検前が一番出費を抑えられて、査定にも影響しないから

なぜ車検前の買い替えはタイミング的に良いのかというと、その一番の理由は、車検前であれば出費を抑えることができますし、かつ査定にも影響しないからです。

車検が大きな出費を伴うイベントであることは、ドライバーなら多くの方がご存じでしょう。車検前に買い替えをするのは、当然のことながら、車検の費用がかからないということでもあります。

同じクルマを乗り続ける以上は、車検は避けて通れないものです。しかし、車検に備えて貯めたお金を新しいクルマの購入費用に回せば、グレードを上げたり、オプションを追加したりできるかもしれません。また、新車ではなく中古のクルマに乗り換えた場合、車検が切れていたり、車検の残りが短かったりと、そちらのクルマにも車検費用が生じることもあります。それゆえ、車検前の買い替えがお勧めです。

例えば、愛車を下取り・買い取りに出して買い替えるとしても、車検が近いからといって査定が減額されることはほぼありません。車検の残りが長いことによる加点項目はあっても、逆の減点項目がないからです。車検時期よりも経過年数のほうが、クルマの価値に及ぼす影響は余程大きいと言えます。

理由②:車検後より車検前の買い替えが圧倒的にお得だから

クルマの買い替えは考えているけれど、結論を急ぎたいわけではないから車検を通した後で考えようという方がいたとしましたら、車検直後の買い替えはお勧めできません。車検を通した後より、車検を受ける前の買い替えの方が圧倒的にお得です。

それは、買い替えのタイミングを車検の前後で考えた場合、車検後の買い替えは損をする可能性が高いためです。具体的には、以下のとおりです。

  • 車検直後だと、車検に要した費用を回収できないから
  • 車検を通しても、買い取り査定へのプラスは限定的だから
  • 車検がまとまった出費になるから

車検を受けたことによるプラス査定で車検費用を回収できることはまずない

前述のとおり、車検は大きな出費を伴います。走行距離や年数、乗り方次第では、数万~数十万円の作業が発生することも考えられます。しかも、それだけの費用をかけて整備をしたのにも関わらず、クルマの買い取りにおけるプラス査定につながることはありません。

車検直後にクルマを売ったとしても3~5万円程度のプラス

例えば、トヨタ・アクアやホンダ・フィットなどのコンパクトカーで、車検を通した翌月に売却した場合、次に控える車検までの期間が長いという事実によって、査定額に期待できる上積みは3万円ほどです。

クルマの買い取り査定の基準は、個々のお店によって違いがあるものの、統一した基準の一つとして参考になるのが、日本自動車査定協会(JAAI)の策定した中古自動車査定基準です。この中にある「車検残加点」の項目を参照すると、車検の残りが長いことでのプラスは大きくないことが見て取れます。

参考:中古自動車査定基準及び細則〔Ⅰ〕(JAAI)

車検は、何もせず通すだけでも最低10万円前後かかる

上記のように、車検を通したことでのプラスはさして大きくありません。それに対して、車検はただ通すだけでも数万円単位の出費になります。

普通車ですと、削ることのできない法定費用(自動車重量税、自賠責保険、印紙代)だけでも5万円近くになってしまいます。それに加え、車検の手数料、点検・整備費用などもかかりますので、やはり10万円は必要になるでしょう。

この金額を高いと見るか安いと見るかは、人それぞれ考え方があると思われますので、誰にとっても大きな損失であるとは断言できかねます。しかし、5年目・7年目の車検ともなると、その場における車検費用の出費だけで済まず、どこでどういった形で修理費など追加の出費が生じるか分かりません。各々の車検は、それぞれクルマの価値が大きく下がる分岐点でもあり、買い替えを検討する価値は大いにあります。

ちなみに、車検を通すか買い換えるかで迷っている方は、こちらの記事で判断ポイントを詳しく解説しているので参考にしてください。

車検を通すのと買い替えるのはどっちがお得?ランニングコストからみた合理的な判断基準を紹介!車検を通すのと買い替えるのはどっちがお得?ランニングコストからみた合理的な判断基準を紹介!

車検の前後よりも、買い替えを決めた時点で少しでも早く売却したほうが良い

ここまで、車検前と車検後であれば、車検前のほうが買い取りには良いとご説明してきました。それでは、車検時期が近づくのを待ってギリギリで乗り替えたほうが良いのかというと、そうではありません。

日を追うごとにクルマの価値は下がる

まずは大前提として、クルマの価値というのは日一日と下がり続けています。乗っている期間が長くなることで、当然走行距離も伸びるでしょう。

また、クルマの発売から年数が経てば経つほど、モデルチェンジの可能性が高くなります。特に、フルモデルチェンジともなると、現行型の相場は大きく下がります。中古車の相場に関しては、新型が発売される前であっても、クルマ雑誌などで情報が広まると相場の下落が避けられません。

現在のクルマは、概ね6年ほどの周期でフルモデルチェンジを繰り返しています。今後、この周期が長くなる可能性はありますが、車検まで時間があっても、新型が出る前に買い替えをすることは選択肢の一つです。

売るまでに事故に遭ったり思わぬ故障が出たりするリスクも

経過年数・走行距離によって価値が下がるほか、愛車の価値が大きく下がる危険はあちこちに潜んでいます。例えば停車中の被害事故などは避けようがありません。しかし、理不尽かもしれませんが、それによって大きな損傷を受けた場合に、査定額がガクンと下がってしまうことも考えられます。

また、走行の根幹に関わるような故障が出た際、買い取り査定では当然マイナスになりますし、経過年数や故障箇所によっては自費で直さなければならないこともあります。買い替えが頭をよぎったときは、まずディーラーなどに相談してみましょう。

車検前に乗り換えしないほうが良い場合もあるので注意

車検前の買い替えがお勧めということを繰り返しお話ししてきましたが、車検前であっても、そのタイミングにこだわってクルマを買い替えないほうが良い場合もあります。

5年目ぐらいまでのクルマで、想定以上に査定額が下がった場合

リセールバリューが高いことを期待して購入した、5年目ぐらいまでのクルマの場合、査定額が安ければ買い替えは思いとどまったほうが良いということもあります。過走行であったり、事故歴があったりするクルマは、なおのこと買い替えるべきではありません。

特に、ローンで購入したクルマの場合、残債があれば下取り・買い取り額と相殺することになりますが、価値が下がれば下がるほど、持ち出しの分が増えることになり、車検を通すコストよりも負担が増えることも考えられます。

市場価値と照らして愛車の価値が低いと感じるときは、費用面などを考えて長く乗り続けたほうが良いと言えます。

クルマの買い替えに明確な理由がない場合

クルマを買い替えるタイミングとしては、確かに車検前というのが良いタイミングではあるのですが、買い替えが大きな買い物であることに違いはありません

近年のクルマは耐久性の向上が著しく、2020年の日本国内での平均車齢(※)は8.72年と、車検を3回通してなお乗り続けられているクルマも多々います。消耗品やオイル類をこまめに交換していれば、車検といえどもそう高額にはなりません。

※参考:自動車検査登録情報協会『わが国の自動車保有動向』

特に乗りたいクルマも、買い替える事情もないという方は、引き続き同じクルマに乗り続けることをお勧めします。

車検前の買い替えで注意すべき点は?

車検前の買い替えにはメリットが多いとお伝えしましたが、逆に、車検前に買い替えをすることでの注意点も少ないながらあります。見落とさないようにしましょう。

メンテナンスプラン、新車延長保証の加入状況を確認する

新車購入時、セールスマンから勧誘されてメンテナンスプラン(12ヶ月点検などの費用を新車購入時に先払いすることで、費用がお得になるパッケージ商品)や新車延長保証に加入することも少なくないでしょう。こうした商品は、ディーラーへ解約の連絡をすることで、返戻金が支払われる場合があります

今乗っているクルマと同じメーカーのクルマに買い替える場合は、ディーラーから教えてくれると思われます。しかし、買い取り店にクルマを売る場合などは、保証期間が残ったまま売却することで、残りの期間分を損してしまわないように、売却前に確認しましょう。

売却時の車検切れに注意

車検時期が近づき見積もりを出してもらったはいいものの、思いのほか高額だったため急遽乗り換える、そんな場合に注意したいのが車検切れです。車検の切れたクルマを公道で走らせると、無車検運行(道路運送車両法第58条第1項・第108条第1項)となり6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金という厳しい罰則が待ち受けています

クルマ買い取り店では、車検の切れたクルマも問題なく買い取れますが、買い取り店までクルマを運ぶための運搬費用がかかることもあり、車検が切れる前に売却するに越したことはありません。自賠責保険が切れていない場合(ディーラーが車検時期より1ヶ月長く加入していることもある)、仮ナンバーを取得して自走することもできますが、手間を考えると買い取り店に任せてしまったほうが無難です。

まとめ

クルマの買い替えは車検前がお勧めです。逆に言うと、車検直後の買い替えは損をしてしまう可能性もあるので、愛車の車検時期と買い替えは常に意識するようにしましょう。

また、愛車が壊れるまで乗り続ける選択をしたときも、買い替えを考えるべきタイミングは存在します。クルマの購入というとワクワクするイベントですが、その数年後の買い替えまでを見据えて、損をしないように無駄の無いカーライフを過ごしたいものですね。