「そろそろクルマの買い替えどきだけどまだ走れるしもったい・・・」そう感じている人も多いのではないでしょうか。
クルマは高額なので、使えるうちは買い替えがもったいないと感じるかもしれませんが、忘れてならないのが車検や税金、そしてメンテナンス等にかかる維持費です。
これらを踏まえると、実はそのまま乗り続けている方が経済的には不合理であることもあります。
この記事では、クルマの買い替えがもったいないと感じる人に向けて、そのまま乗り続けたほうがいいのか買い換えるべきかをお伝えします。
自動車鈑金工場で高卒から10年ほど修行し、その後独立して自分の自動車鈑金工場を設立。中古車の粗悪さが許せず、中古車買取と鈑金修理を一つにしようとオークションに出入り。普通のクルマだけでなく修復歴車を落札して修理し直して販売や事故車を修復する仕事を20年程度行う。現在は財経新聞などにも記事提供を行うクルマ専門ライターとして活動中。
古いクルマなら買い替えはもったいなくない!
クルマの買い替えを意識しながら、やはり買い替えるのはもったいないと思う人は少なくありません。しかし買い替えを意識したのであれば、買い替えを諦めるほうがもったいない可能性があります。
もったいないと思う理由には、まだ使えるクルマであることや、新しくクルマを購入する資金が高額なので、そのお金がもったいないと考えることが多いでしょう。
しかし、買い替えを意識しているなら、もったいなくない理由に以下の4つが挙げられます。
- 古くなると税金が高くなるのが日本の税金制度
- クルマの安全装備は古いクルマほど不満が多い
- 長く乗ると買取査定が下がり逆にもったいない
- 長く乗るほど故障リスクが高まり所有コストが増える可能性がある
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①古くなると税金が高くなるのが日本の税金制度
クルマには毎年税金が課税されており、その種類は自動車税と重量税の2つが主な税金です。この税金は、普通車も軽自動車も課税されており、どちらも新車から13年経過すると重課税される仕組みです。
買い替えを意識していたのに、今のクルマから乗り替えるのがもったいないと考えてしまえば、次の乗り替えがいつになるかわからなくなってしまうことが多く見られます。
長く乗ることは、クルマを大事に使うことに繋がるので感心すべきことですが、現在の日本の法律では、長くクルマを乗り続けることは社会悪のように考えられているのか増税対象になっています。
自動車税や重量税は普通車も軽自動車も13年を超えると重課税
古いクルマが重課税される理由は、排気ガスと燃費が古いほど悪いことが原因で、これが現代の環境問題に悪影響を与えることから古いクルマは増税されることが決まっています。
具体的に増税される税金は、毎年納税する自動車税と、2年に1回車検時に納税する重量税です。そして、どちらも13年を超える古いクルマは普通車も軽自動車も増税対象です。
自動車税は、毎年4月1日に登録のある使用車に対して課税されますが、普通車の場合おおむね15%、軽自動車でも約20%の増税です。
しかも、軽自動車の場合、2016年に軽自動車税の税額が改正されました。以前は乗用タイプの軽自動車の税金は年額7,200円でしたが、それが増税されたことで10,800円に変わりました。
そして問題なのは、2016年以前の軽自動車が重課税により12,900円になることから約80%の増税です。
次に重量税では、車検時に自賠責保険や整備料金などと一緒に請求されるので気が付きにくいですが、こちらも13年超をえると普通車で約39%、軽自動車では約20%も増税になっています。
クルマの乗り替えを意識しながら、もったいない気持ちが勝り長く乗り続けてしまった場合、13年の壁を超えると税金を多く払わねばならず、もったいないことを覚えておきましょう。
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②安全性能は古いクルマほど不利
クルマは、いつでも新しいうちが、性能が良いのが当たり前です。そして、クルマの安全性能も日々進化しているので、新しいクルマほど安心して運転できるクルマと言えるでしょう。
安全性能には、衝突安全性が重要なことを知っている人も多いでしょう。そして、最近では運転支援システムといった装備により安全性能が高められており、古いクルマと比べると安全性の違いはかなり大きな開きがあります。
より安全なクルマに乗るという意味でも買い替える意味はある
クルマの安全性能は、日々刻々と進化してきました。
特に最近のクルマには、衝突軽減ブレーキを装着したクルマが多くなっていますが、街の鈑金修理業者や、中古部品販売店では、前より小さな衝突事故が減ったという声が聞かれています。
その根拠となるデータが、交通事故総合分析センター から発表されました。軽自動車の場合ですが、62.9%も非装着車に比べ、追突事故が減少しています。
古いクルマに乗り続けることも悪いことではありません。しかし、自分や大切な人、そして他人への思いやりを考えたクルマ選びとして買い替えを考えたなら、買い替えなければ逆にもったいないと言わざるを得ないでしょう。
今では当たり前の3点式シートベルトも、昔は装着するクルマが無く、初めて装着したのが1953年のボルボでした。
その後、クルマは進化を続け、1990年代に入るとABS(アンチロックブレーキシステム:ブレーキング時にタイヤがロックするのを防ぐ)や、今では当たり前のエアバッグを装備したクルマが登場します。
そして、1994年4月からフルフラップ前面衝突基準(正面衝突)の適用が随時開始され、1998年10月からは、交差点等における側面衝突に対応すべく、側面衝突基準が随時適用されるようになります。
この保安基準改正にともない、各自動車メーカーは、トヨタのGOAをはじめとしたキャビン内(乗員が乗る車内)が衝突しても潰れない、強固な衝突安全ボディを投入します。
1990年代後半になると、ABSとトラクションコントロール(発進や加速の際にタイヤの空転を抑える装置)を統合した横滑り防止装置が登場します。
2000年代に入っても当然クルマの安全性能は留まること知らず、衝突安全ボディも乗員だけでなく歩行者に対しても優しいものに変わり、そして先進技術の自動運転に繋がる技術が数多く搭載され始めています。
③長く乗るほど買取や下取り査定が不利になる
乗り替えを意識していても、まだ使えるからもったいないと先延ばしにしていると、今乗っているクルマの価値が下がることになり、逆にもっと早く買い替えておけば良かったなんてことにもなりかねません。
通常、一般に売られているクルマの価値は下がり続けています。もちろん、使えるクルマなのに処分を奨励しているわけではありません。長く使うことはクルマの寿命まで使い切るという観点から見れば、合理的とも言えます。
しかし、いま乗っているクルマは、次に購入するクルマの資金として使えるので、買い替えようと思ったときが一番高く売ることができることを覚えておく必要があります。
クルマの買い替えを検討したなら早いほうが買取価格が高く次のクルマの資金が多くなる
買い替えを考えたとき、もったいないと感じたなら、まだ使えるクルマなので下取りや買取依頼ができるクルマということになるはずです。
クルマを売るときは、クルマの年式や走行距離が重要視されることを知っている人も多いでしょう。それは、購入する側の立場になればわかることですが、中古車を探す人は予算内で、できるだけ走行距離が少なく年式が新しいクルマを探すからです。
そこで当然、クルマは時が経つにつれ古くなるために、中古車としての価値が失われます。よって下取りも買取も価値が失われた分、安く買われることとなるでしょう。
このことを考えると、買い替えを検討しているのなら、今のクルマが使えるからもったいないと考えるのではなく、今売らなければ安くなってしまうからもったいないと考えたほうが合理的と言えます。
今のクルマを高く売りたいなら一括査定が最適です。買取は多くの査定業者に依頼することで査定価格を比較できます。少しでも高く売却したいなら一括査定を利用して、今の買取価格を比較してみましょう。
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クルマの平均買い替え時期の約8年を迎えているなら早めの行動が吉
クルマは年々長く乗る人が増えていますが、実際に自動車検査登録情報協会の調べでも2020年度の平均車齢は8.72年になるという結果が出ています(参考:一般社団法人自動車検査登録情報協会「平均車齢」)。
この約8年という結果が意味するものは、長いこと乗ってきたクルマに対して価値がなくなってきたと思う人が多いということに繋がり、結果この8年を境にクルマの価値はほとんどなくなると考えたほうが良いでしょう。
そこで、クルマの乗り替えは、8年目を迎えているなら次の10年を目指すのではなく、早めの行動が買取価格にも吉となり、新しいクルマへの乗り替えもスムーズに進むことでしょう。
クルマを買い替える年数の目安は?世間の平均買い替え年数や買い替えサイクルの設定目安を紹介!平均買い替え時期を超えていると買取や下取りが不利な価格に
クルマの車齢が約8年ということは、8年乗ったら寿命と考えている人が多いともとれます。中古車買取店も、その調査結果を気にしていますから8年落ち以上経過しているクルマの査定はかなり厳しいものになるでしょう。
多くの人が、8年で買い替えを検討していることになるので、次に乗り替えるときに8年落ちの中古車は購入対象から外れています。
そのため、長く乗り続けたクルマをまだもったいないからと買い替えをためらっていると、買取不可となる可能性も高く、次のクルマの資金を全て自分で新たに工面しなければならないでしょう。
【クルマの買い替えと乗りつぶしで迷った時の判断基準】維持費も踏まえ状況別に解説!④長く乗るほど故障リスクが高まり所有コストが増える可能性がある
クルマは、機械の集合体なので1か所故障を直したからといって安心できるものではありません。まして、長く乗ればそのリスクは大きく高まり、遠くに出かけた時に大きな故障をすれば、出費はかなり大きなことになるでしょう。
例えば、2年毎にしっかり車検を受けていて、今まで大きな故障をしていない非常に調子が良いクルマの場合、故障など無縁と考える人もいるでしょう。
しかし、クルマは経年劣化が必ず付きまといます。これは消耗品を定期的に交換していても、それとは関係ない部分が劣化するので避けられません。クルマも形あるものなので、いずれ壊れたり故障したりすることを念頭におかなければならないでしょう。
古いクルマは車検を取得した後も故障することが多い
古いクルマから買い替えを検討していても、クルマに愛着があることからもったいないと感じて、買い替えに踏み出せない場合、その後の出費が増大する恐れもあるでしょう。
最近の日本車は、故障することが少なくなりましたが、それでも長く乗り続ければ故障頻度は増えてきます。
すでに10年に迫ろうとするようなクルマの場合、車検をしっかり受けていても、次の車検までの途中で故障するリスクを常に抱えています。
というのも、車検はクルマの保安基準を満たすように整備することが基本であり、また、しっかり車検といっても、走行に支障が起きないような予防整備しか行いません。
ということは、クルマの快適装備などの整備は行われないので、走行に不具合が起きなくてもエアコンが故障したり、ドアのロックが故障したりといった、思いもよらない部分に不具合が出る可能性があるでしょう。
また、これらの修理も意外に高額となることが多いので、結局もったいないと買い替えを控えるより、買い替えを考えていたのなら買い替えたほうがお得になることがほとんどです。
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車検を通すのと買い替えるのはどっちがお得?ランニングコストからみた合理的な判断基準を紹介! 車検代30万円は高すぎ?少しでも車検代を安くする方法とお得なクルマの乗り換え方を紹介!もったいないと思ったクルマを買い替える前にとるべき行動
クルマを買い替えようと思ったときに、やはりもったいないと感じたら、もう一度どうして買い替えを検討したのかを考えてみることです。
そして、もったいないという気持ちがどういった理由かを考え、買い替えた場合と乗り続けた場合の違いを、生活環境や買い替えるときの資金調達方法などから冷静に比べてみると良いでしょう。
今のクルマがいくらになるか査定してみると気持ちが変わる
クルマを乗り替えるのであれば、今のクルマを売却する人がほとんどでしょう。そこで、買い替えるクルマの購入資金の足しにどれだけなるのか、今のクルマの価値を査定してみることです。
ただし、ただ査定するのではなく、必ず今すぐ売却しない場合にどれだけ値下がりしていくかも査定士に聞いてみることが重要です。
そこで、査定価格が思いのほか高額であれば、まだもったいないと考える人もいるでしょう。その場合は、どこまでの値下がりまでなら許容できるか判断すれば良いと言えます。
しかし、クルマの相場は常に大きく変動しており、実際の下落率を計り知ることはかなり難しいと言えるので、予想の下落相場より早めに買い替えを実行できるようにスケジュールを組み立てることが必要でしょう。
買取相場は常に変動しています。しかし、買取価格はどこの業者も同じではないので、一括査定で買取価格を比較して自分の納得できる価格で売却しましょう。
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買い替えを希望するクルマに試乗してみると世界が変わる
クルマの買い替えを検討したときには、次に乗り替えを希望するクルマがだいたい決まっていることが普通です。
しかし、雑誌やネット上で欲しいクルマを見ているだけでは実感がわかないため、買い替えを検討しても今のクルマに不満が無ければ、次第にその熱も下がってしまう人が多く見られます。
そこで、買い替えを検討したなら、一度ディーラーに出向いて実車を見ることが重要でしょう。また、試乗車があれば試乗することを強く推奨します。
試乗すれば、今乗っているクルマとの違いを把握でき、冷静に本当に乗り替えたほうが良いか判断できるからです。
試乗して今のクルマと世界が変われば、一気に「乗り替えがもったいない」という気持ちは、「乗り替えないなんてもったいない」という気持ちに変わることでしょう。
現在のクルマにかかる経費と買い替えた後の経費を比べてみる
買い替えを考えるうえで重要なのが、コストの計算です。
欲しいクルマを購入した後と、今あるクルマを乗り続けた場合のコストを、それぞれ計算してみましょう。
このときに、毎月の支払金額だけでなく、今あるクルマの価値の下落率も考慮して計算しなければ意味がありません。
例えば、現在100万円で買取されるクルマが、2年後に30万円になると査定士に言われていたら、そのぶんも計算に加えるということです。
具体的な計算としては、300万円の新車に買い替えを検討している場合、今なら200万円の持ち出しで済みますが、2年後は270万円を用意しなければなりません。
次に、2年間にかかる大まかな経費を算出します。この場合、新車なので車検はありません。しかし今乗っているクルマは、2年の間に1回車検があるので15万円程度の経費がかかります。そして、自動車税も令和元年10月以降に登録したクルマから減税されるので、今のクルマより税金が安くなります。
この税金ですが、1,000cc~1,500cc未満で年額4,000円減額なので、同じ排気量のクルマの場合でも8,000円の差が出ます。
そして、最も大きいのが燃費でしょう。最近のクルマは燃費が良いので古いクルマに乗っているほど、その差が大きくなるはずです。例えば、燃費が10km/h違うクルマを選んだ場合でレギュラーガソリン1L135円として計算します。その場合で年間1万km走行すると、新しいクルマで年間6万7500円、今までのクルマでは2年で13万5,000円かかります。その差が67,500円なので、2年使用すると13万5,000円の差が付くことになります。
差額は以下のようになります。
- 車検代15万円
- 自動車税8,000円
- ガソリン代13万5,000円
- トータルで29万3,000円
このように、2年後に買い替えを伸ばすと、より多くのコストがかかります。値下がり分の70万円を加えると、約100万円も損します。
これは、あくまでも概算であり、実際のクルマで計算したわけではないので目安でしかありません。
しかし、買い替えを視野に入れていても、まだ乗れるからもったいないといった気持ちだけで買い替えを伸ばすと、買い替えないほうがもったいない可能性が高いでしょう。
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やはり買い替えはもったいないと感じたら
買い替えを検討していても、さんざん考えた末もったいないから乗り続けることに決める人もいます。
クルマの乗り替えは、最終的に本人が決めることです。自分の意にそぐわない乗り替えは、本当にもったいないことに繋がります。
そこで、最終的にもったいないと感じて乗り続けることを決めたら、乗り潰す覚悟も必要です。また、今のクルマの価値がなくなることも考え、次に欲しいクルマが出るまでに資金を貯める努力も必要でしょう。
乗り替えがもったいないなら乗り潰す覚悟で
乗り替えを意識していても、もったいない気持ちが上回った場合は、次に本当に乗り替えたいという気持ちが生まれるまで、今のクルマに乗り続けなければなりません。
まだ乗れるからもったいないという安易な気持ちだけでは、今のクルマが故障せずに乗り続けることは不可能なので、定期的にメンテナンスを実施することが重要です。
これからどれだけ乗り続けるのか、どの程度の距離を走るかによって、メンテナンス費用は大きく異なります。最終的に、乗り潰しても良い覚悟を持っていたほうが良いでしょう。
乗り潰すにはそれなりのメンテナンスが必要
乗り潰すにしても、いずれ新しいクルマに乗り替えなければなりません。今は乗り替えを見送っただけに過ぎないので、次に乗り替えを考えるのはいつ頃にするのか、ある程度決めておいたほうが、メンテナンス費用を無駄に支払う必要もないでしょう。
例えば、あと1年だけ待って乗り替える場合と、まだ5年も乗り替えない場合とでは、クルマの状態にもよりますが、かかるメンテナンス費用も大きく異なります。
そこで、今のクルマがこれから乗り続けるのに、どの程度のメンテナンスが必要なのか、故障するとすればどういった部分が考えられるのか、整備工場で診断してもらうと良いでしょう。
そこで納得いく回答が得られれば、乗り潰すことも選択に入れて買い替えを見送るのも一つです。
買い替え資金は自己資金で賄えるまで貯金する
もったいない気持ちから買い替えを見送った場合、今あるクルマの売却金額はそれほど当てに出来ないことも考えられます。
そこで、次のクルマを購入するにあたり、資金が足りないのであれば貯金することをおすすめします。
高額なクルマを購入するなら、ローンで購入すれば良いという人も多いでしょう。しかし、高額になればなるほど、ローンを組めば金利だけでも馬鹿になりません。
また、長期ローンを組めば、次に購入するクルマも買い替え時期を逃すことになり、いつまでたってもローンから抜け出せない生活にもなりかねません。
そのような生活に陥らないためにも、ローンは組まないか、ローンを最小限にできるよう自己資金の貯蓄を心がけることが大切です。
今のクルマの買取金額は期待できない
せっかく買い替えを意識していたのに、まだ使えるからもったいないという気持ちが上回れば、次に買い替えを考えたときには、今のクルマの価値は期待できません。
そこで最低でも、買い替えを見送ったなら次のクルマを買い替えるまでに、今のクルマの買取価格程度は自己資金で用意できるよう貯蓄を勧めます。
資金を自分で用意できるなら、もったいない気持ちが上回っても、今のクルマの売却資金を当てにする必要もないので問題ありません。
もったいないと考えるなら、今後の買い替えを想定して、自己資金に余裕を持たせることが重要です。
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まとめ
クルマの買い替えは、まとまった資金が必要なので、できることなら今のクルマの査定価格が高いうちに買い替えたほうがお得なことが多いでしょう。そのため、もったいないと考えるなら、今あるクルマの値下がりのほうがもったいないと考えるべきです。
仮に、もったいないからとクルマの買い替えを諦めて乗り続けると、思いもよらない整備費用が発生することを考えておきましょう。
買い替えを意識したものの、もったいないと思ったら、買い替えた後と乗り続けた場合でコストをシミュレーションして、どちらがもったいないか考えてみることです。